心優しい隣人(グループホーム心音)
先日、お世話になっているグループホームのお隣さん宅の
草刈りをお手伝いさせて頂きました。
三年前にご主人を亡くされ、子どもさんは自立されていて
毎年一人で難儀していたと、痛く感謝されました。
その時にお聞きした話です。
主人を亡くして寂しくしていた時、ホームで生活されているYさんが
「つらいよね、大丈夫?」「さびしくない?」と会うたび
言葉をかけていたそうです。
本当に嬉しくて、辛い時期に優しくしてくれたのを
感謝しているというお話でした。
亡くなったご主人とも会話を交わしていたYさん。
実はYさんもお母さんを亡くした経験があり
同じ痛みを持つ者として自然に出た言葉だったのでしょう。
利用者さんは「支えられる側」という私たちの思い込みは、
地域の中で芽生えた繋がりが、
時には「支える側」になると教えてくれました。(Ⅿ)