こちらからは5月の活動を紹介していきたいと思います。
◇カップ創作
お弁当カップを使用して母の日のプレゼントにお花を作りました。
職員A「活動プログラムに母の日創作って書くと面白みがなくなるかな?」
職員B「サプライズな感じを出したいね♪」
職員C「弁当カップ創作だと、よくわからないしね…」
と職員間でプログラムに載せる名前から必死に考えました。
にじいろの利用者さんはグループホームにお住まいの方もいらっしゃるため、5月10日の母の日にプレゼントを確実に渡せるか考えることもありました。
そのため「時間が経っても綺麗に咲いている花を作りたい」という職員の思いもあって、今回はこのお弁当カップのお花に挑戦することになりました。
真ん中にあるボタンは利用者さんのご家族から頂いた物で、大きさや色のバリエーションも豊富で、皆さん楽しそうに選ばれておりました。
空の容器に作った花を活けると重みで倒れてしまうといった課題は観葉植物に使うカラーサンドという細かい石を詰めることで解消されました。
働くで作っているカラーソルトのような感覚で
「私はピンク~」「黄色がいい」「次は青」と皆さんワクワクしながら入れていました。
カラーサンドをたっぷり入れた物は職員がグル―ガンを使用して蓋をしてこぼれないようにするための工夫も凝らしました。
「出来たよ~」「お願いします」「見て~」と完成した物を皆さん嬉しそうに持って来てくださいました。
それから母の日に欠かしてはならないカーネーションはカードにしてメッセージを記入して持ち帰っていただきました。
◇カレンダー創作
「これからの季節…じめじめした梅雨が来る~」
と憂鬱な気分を吹き飛ばすことが出来るような可愛らしいてるてる坊主のカレンダーを作りました。
傘にはシールを貼ったり、ペンで好きな物を描いてオリジナル傘の完成です。
「何色のシールにする?」→「これいいな」「桃色」
「好きなペンを選んでください」→「だいだい」「こいづ~」「青。緑!」
と選ぶ際には楽しみながら行っています。
描いたり、貼る工程の際には真剣に黙々と取り組まれておりました。
作成途中で「〇〇さんはどんなてるてる坊主になったの?」と尋ねると
「はいよ~」と言いながら作ったてるてる坊主を見せてくださったり
「出来ました!!」と誇らしげな表情で見せに来てくださる方もおりました。
素敵なカレンダーが完成して少しは梅雨の季節を楽しんでみたいと思います♪
◇セルフクッキング
メニュー:伝説のすた丼・白菜ともやしの梅しそあえ・ごま油でキュウリの漬物・にらたま汁♪
<伝説のすた丼グループ>
伝説のすた丼チームにはボランティアの方が入ってくださいました。
トントントンと手際よくネギやニラを切る利用者さんを見て「凄いね~」「上手だね」と声を掛けられると皆さん恥ずかしそうに微笑みながら手を動かしています。
ごま油を入れた鍋で調理を進めて行くとにんにくとニラのいい香りが部屋中に広がって食欲をそそりました。
「いい匂い」「美味しそう!」「早く食べたい」と他のグループからも声が聞こえて来ました。
「美味しそうだよ」「いい匂いだべ♪」と会話も楽しみながら完成を待ち遠しく思いながら作りました。
<白菜ともやしの梅しそあえグループ>
白菜ともやしの梅しそあえは白菜を1cm幅くらいの千切りにする根気のいる作業でしたが、「トントン」「よいしょ。よいしょ」等と言いながらペース良く切っています。
手際よく進めていただいたため、早く完成してしまい「終わったよ~」「出来だんだは~何がするごどないが?」と他のグループの手伝いを率先して手伝ってくだる方もいて、皆で協力して作ることが出来ました。
<ごま油でキュウリの漬物・にらたま汁グループ>
キュウリはすりこぎを使って叩いてもらっていますが、なかなかヒビが入りません。
「もっと強く叩いても大丈夫だよ」→「たのしー」「もっと?」と言いながら叩きます。
ドンドンと割れていくような音はしていますが、ヒビは入らず…皆さんの叩き方は優しかったようです♪
また、にらたまは「もっと入れても大丈夫♪」「味どうだろう?」と皆で味見をしながら優しい味に仕上がりました。
完成した物は「美味しいね~」「良い香りがするね」「おかわりください」と利用者さんも職員も大満足でした!!
活動を終えて、帰りの送迎から戻って来た際にもニンニクとニラの食欲をそそる香りは部屋に残っていてお腹が空きました♪