この度は、児童デイサービス月のひかりにおいてコロナ陽性者発生により関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。引き続き感染予防に努め営業を行って参りますのでよろしくお願いいたします。
さて、日本が批准している「障害者権利条約」の取り組み状況の審査が8月国連で始まりました。その審査委員から多く出された意見の中に、「障害児の意見表明を支える仕組み」「障害児が一般の児童と分離されずに教育を受ける仕組み」に対し意見が多く出されているようです。特に、「特別支援学校の生徒が増えているのは、普通学校で必要な配慮が提供されていないからではないか」という意見が多かったそうです。
文科省はインクルーシブ教育を謳って久しいですが、その理想と現実には大きな壁があると感じています。正に実践している諸外国からは、この国の教育分野は障がい児に関しては分断されたままと映ったのでしょうね。
私たち放課後デイサービスにも、インクルージョンの実践が求められています。福祉の領域は既に、地域生活支援、本人主体が主流です。障害が重くても社会の中で普通の暮らしを実現することを目指していますが、教育は旗印はそうであっても、支援校や支援級の生徒は毎年増加しているのが現実です。
9月には国連から勧告が出される予定です。その内容と、国の対応を注視していきたいですね。