支援への思い・・・①(ぷるぷる、月のひかり)
新しいブログになってから、スタッフの支援への思いシリーズをしていませんでした。また、復活していきたいと思います。まずは、最近感じていることについて・・・
私自身、今でもお世話になっている関東の施設スタッフの方よりアドバイスをいただきました。自閉症の支援では、実習もさせていただき、自閉症の支援の土台を教えていただいた方からです。自分にとっては先生です、現場スタッフですが…。わかっていたけど、しっかり出していただいたおかけで、心が引き締まりました。心がけていたつもりになっていた・・・今まで申し訳ないと思ってしまったこと、再度、これから頑張っていきますと思いました。
自閉症の支援で、それは・・・
1、『グループ、集団を優先 → 暴れる、行動障がいの悪化 → マンツーマン対応』
2、『マンツーマン対応 → 適応行動を伝える → グループ、集団場面に般化』
です。これは、単純に考えると労力コストからみると、「先にするか、後にするか」の問題だけはない。「当事者の消えず残る心的外傷」を考えると雲泥の差ですと話がありました。
支援者として恥ずかしくなってしまいました・・・。やっていたことが、どこかで妥協し、「しょうがない」となり、そして、やっていたつもりになっていた自分がいました。つらい思いをさせてしまったな・・・と。本来「個別支援」「一人ひとりを大切にする」と言ったら、最初から集団の中に入れてしまう支援なんかしないと思います。今までは集団で過ごせたかもしれません。でも新しい場所に来た時はどうでしょう。慣れるまで誰でも時間がかかりますよね。私達だって、慣れるまでどれほどのストレスがかかりますか?自分の言葉で相手に伝えるのが難しい方々です。ここはやっぱり、本当の個別支援する必要があるのではないでしょうか?
行動障がいの悪化が叫ばれるだけですが、本当につらいのは誰ですか?当事者たちになりますよね。
支援者は、利用者の寄りそう場合に、障がいへの特性をしっかり考える必要があります。障がいが先に行ってしまうのではなく、人として関わりますが、それに並行して障がい特性の理解が出てくると思います。
再度、利用者、児童の支援の振り返りの前に、自分自身の振り返りをしっかりしていきたいと思ったきっかけになった言葉でした。
(スタッフ:W)