福祉セミナーを開催して
7月12日に山形市のビッグウィングで福祉セミナーを開催しました。身体障害、知的障害、精神障害の障害関係各団体が何回かの実行委員会で打ち合わせして開催できた意義は大きいと思う。
当日は福島県からの参加を含め150名を超える関係者の参加があり、一定の成果があったと思う。身体や精神の当事者が多く参加していただいたが知的障害のご本人の参加がなかったのはこれからひと工夫必要であると思う。
自らが障害当事者であり、わが国の障害者制度改革の中心的存在である東先生の講演と助言は素晴らしかった。
そして、平間さん司会のリレートークでも4名の方から発言があり、障害福祉事業所開設にあたっての住民の反対運動や就労する時の壁や差別、偏見制約等々、障害当事者そして親の痛みや苦しみ、そして怒りを共感するところからこの運動は始まることを教えてくれた。
この成果を次につなげ当事者の方が中心となる山形県の差別禁止条例制定につなげていきたい。
このセミナーも障害各団体との連携も前渋谷事務局長の蒔かれた種である。
渋谷さんの願いをくみ取り障害当事者の皆さんの想いを受け止めて活動を展開していきたい。
それにしても研修やセミナー開催が続く。山形県知的障害者福祉協会のお二人、そしていつも支えてくれる愛泉会のスタッフには感謝です。この経験が一人一人のさらなる成長につながることを祈りたい。