法人セミナーを開催して
3月21日に山形国際交流プラザビッグウィングで今年度の法人セミナーを
開催いたしました。
今年は山梨県にあるサポートセンターハロハロの所長服部敏寛氏と新潟県
みのわ工房こしじ常務理事涌井幸夫氏からご講演をいただいた。
服部さんは2年前「さぽーと」の編集委員を仰せつかっていたときに施設訪
問記に始めてお会いできた。ハロハロはホームヘルプサービスで全国でも
屈指の事業所であるが24時間365日のサービスに驚きたずねると服部さんが
事務所を借りて住みこんで始めたという。24時間365日はそれでと納得した。
さらに相談支援についての説明は100人いれば100通りの生き方があり
それをエクセルを駆使して解りやすく一枚にまとめ、講演では一人一人を
理解するためにアセスメントを深堀するという言葉が印象的でした。
涌井さんは現在日本協会の政策委員として東京の浜松町の協会本部で
お会いすることが多い。いつも現場を踏まえた示唆に富む発言をいただいて
いる。涌井氏の取組は特に安心コールセンターの24時間対応の相談事業を
全国に先駆けて実践しておられる。規模や予算、そしてスタッフ数とも当
法人の2倍のスケールである。涌井先生は大きな視野で世の中の課題をキャ
ッチし、様々な活動を通して地域に貢献していらっしゃる。当法人のこれ
から先の目標を身近に感じることができた。
知的障害のある人が地域で生き生きと過ごすことができる社会の実現の
ために同じ志を持って歩みたい。
お二人の講師の方と研究発表してくれた会田さん、矢萩さんに感謝いたし
ます。