ある作品展
先日当法人のグループホームでKさんの作品展が開かれており
彼の作品群を見ることができた。以前さぽーとの巻頭言に「可
能性の信頼」というコラムに彼のことは書かせてもらった。
精神病院から向陽園に入所されたとき薬漬け、たばこづけで
昼夜逆転の彼の生活がゲーム機を通して見事に変わり、職場実習
に行きそしてグループホームに入居され、様々な経験をされた。
そんな彼も年齢を重ね今はグループホーム生活と日中は生活介護
を利用されている。
その生活介護事業所で「ぬりえ」に取り組まれおびただしい数
の作品が展示されていた。
彼の生命の躍動を感じる作品となっている。そして現在は
作品とともにYさんが大好きとのことで一緒に移った写真を
いじらしいほど大切にしていることが伺えた。
ハリのある充実した生活を日々送っている。
様々な経験をしながら一つのことに情熱をかける
彼の生き方を手本としたい。