石川仏子園におうかがいして
4月1日本日は晴天にめぐまれて向陽園で辞令交付と板垣理事長の訓示がありました。今年度県の社会福祉事業団の退職者や新規学卒者を含め10名の方に辞令が交付され理事長からお話しをいただきました。
板垣理事長からは障害のある利用者から学ぶことを大切にすること、事業の拡大に伴ってのスタッフの一層の連携が必要であること、利用者をしっかり観察すること、5感を駆使しての支援の大切さを話されそして支援者自身が遊びや趣味を持つことが必要であるとのお話をいただきました。
さて、先週の25日26日27日に石川県の金沢市にある仏子園にお邪魔しました。空き時間に兼六園や金沢城を見せていただきさすが
加賀百万石の城下町にふさわしい陣容に感動を覚えました。そして仏子園が新しくなったシェアー金沢のオープニングセレモニー
に出席させいてただきました。シェアー金沢は新しい街づくりをコンセプトに障害児、お年寄り、学生さんが同じ敷地内で住むつくりとなっています。翌日は様々な日中系事業所を見学させていただきました。廃寺を温泉と障害のある方の就労系事業所と老人ディの組み合わせと地域住民の温泉施設となっている山草二木西圓寺を筆頭に全ての事業所が特色があり、地域社会との関係性を大切にされ、そして障害のある利用者の仕事への参加や選択性を追求されていました。
そして国際的でセレモニー当日はブータン王妃や先日山形のジェントルティーチで教えていただいたオランダのミレーナー先生のご講演がありました。
本当に質の高い世界を見据えた実践に感動を覚えました。仏教思想を根本に据え時代の流れをつかんだ質の高い実践は全国の社会福祉法人がそして当法人が今後学ぶべき多くのことを示唆しているように思います。
このような機会をあたえていただいた日本海倶楽部の清水愛美施設長に心から感謝したい。