社会福祉法人 愛泉会

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井上 博の「行雲流水」

モニタリングの意味

本日理事会があり前期の実績報告をして様々なご意見をお伺いした。

そのなかで特に今年度から理事として参画いただいている都築光一理事(東北福祉大学教授)からモニタリングの

重要性についてのご発言があった。

皆さんご存知のとおりソーシャルワークの実施過程はインテーク(導入)ーアセスメント(情報収集、分析)ープランニング(計画立案)ー

トリートメント(実施)ーモニタリング(評価)ーターミネーション(終結)でありよく言われるのはアセスメントの重要性である。

アセスメントは分析とか冷めた頭とか客観性を意味している。アセスメントなしの計画は麻酔をしないで手術するものとの言葉も

以前お聞きした。しかし、事業を活性化したり人を育てるにはモニタリングの特に肯定的評価が大切とのご意見であった。

このたびの前期の実績報告についても私の総括は社会福祉法人改革や新たな参入等危機をあおるような中味で本来の都築先生が

指摘いただいている肯定的評価が余りにも少なすぎる総括となっている。前期の成果は愛泉会で多くの事業を190名近くのスタッフが昼も

夜もなく利用者を支えてくれる結果である。それぞれの現場で若いスタッフを中心に熱心にそして真剣に日々の業務取り組んでくれる。

日々の日常的なささやかであたりまえのことに私たちの仕事の成果や感動が詰まっている。

多くの現場で真剣に向き合うスタッフたちに感謝しながらでも自分に自信の持てないスタッフが多いように思う。

そんな彼らを支える管理者となるために研鑽に努めたい。

私の前任者である東北協会の分枝会長の訃報が届いた。本当に残念である。分枝会長さんのご冥福を心よりお祈りしたい。