社会福祉法人 愛泉会

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井上 博の「行雲流水」

全国知的障害関係施設長等会議に参加して

先週6月23日24日横浜で開催された日本協会の施設長会議

に参加しました。

このたびの役員改選で副会長に選出され、「晴天の霹靂」でした。

言葉通り なぜ故に私がとの思いですが選出いただいたからには

任期中、障害のある利用者、それを支える若いスタッフに

貢献できるように頑張る所存です。

このたびの施設長会議では社会福祉法人改革の議論が

中心でしたが、話をお聞きして違和感がありました。

社会福祉法人の課税問題やガバナンスの強化そして

余裕財産等お金の話が出発の法人改革です。

障害福祉分野は親や支援者が立ち上げた小規模事業所が多く

なかなかこのたびの改革議論からは遠いという印象です。

私は現在の議論の前に障害のある利用者の権利擁護の視点

からの改革が求められていると思うのです。今の行政監査で

良いのか?相談のあり方は?地域移行はなぜ進まないのか?

虐待を防止するにはどんな方法があるのか等々利用者の

権利擁護という視点からの改革が求められていると思います。

二日目は第4分科会「障害者の権利擁護と意思決定支援」で

コーディネーターを務めました。昨年度の意思決定支援に関する

特別委員会の内容を確認できたこと、パネラーからは本人活動の

支援、障害の重い利用者の意思決定支援地域での多様な生き方を

保障する取り組みの発表をいただきました。

権利擁護の取組とともに意思決定が徹底され利用者本人の意思に

よって人生を歩めるようになるために私たちの実践が求められて

います。