blog庄司園長の部屋

GWが終わり……

ゴールデンウイークも終わり、向陽園にもいつもの生活・活動が戻ってきました。法人の事業も多くなり、休みの日にも、30名近い数の職員が必要です。この連休中も職員皆が交代で勤務に入ってくれました。本当に感謝です。

この連休中の私の過ごし方はと言えば……。

5月2日は当法人の職員同僚会の「新採職員歓迎会」がありました。いつの頃からか、この「歓迎会」では、新採職員による出し物が恒例となっており、今年は、新卒職員8名による嵐、AKB、E-girlsの曲に合わせてのダンスパフォーマンスが披露されました。皆、休みや休み時間を利用して練習してきたということで息もピッタリ、すばらしいパフォーマンスでした。「馬鹿げた伝統」と感じないわけではありませんが、打ち合わせや練習の時間の中で、同期の絆も連帯感が生まれてくるようです。また、この短い期間で「まとめ役」や「調整役」など同期職員の中での役割や立ち位置が決まってくるから不思議です。昔見たドラマ「熱中時代」の中で、新米教師役の水谷豊が胃が痛くなる回がありました。その時、校長役の船越英二が「おめでとう。人を相手にする仕事は、相手のことを思い胃が痛くなるんだよ。これが教師の一歩だ」と励ます場面がありました。私たちの仕事も人相手の仕事です。胃が痛くなったり、悩んだりすることも多くあるでしょう。事業所の縦の関係、そして同期の横の関係の中で悩みをシェアしながら、利用する方々に喜んでもらえるような支援を行っていきましょう。

当然のことですが、3日は二日酔いで寝ていました。

そして5日は、ショートステイのお手伝い……。ショートステイ担当の今野さんの「どうしてもお受けしなければならない人がいらっしゃるが、利用する方々も沢山いらっしゃって自分一人では無理……。だけど、どうしてもお受けしなければ……。」という熱い思いに打たれ、お手伝いさせていただきました。当法人の日中サービスをご利用する方も多くなりましたが、その分連休でもお仕事を休めないというご家庭や「連休中、一時的にでもレスパイトを……」という要望も多くなっているようです。どうすればもっと多くの方々のご要望にお応えしていけるか、検討していきたいと思います。

そして、いよいよ上山市にできた「グループホームみるく、くれよん」もスタートです。ある会合で日本知的障がい者福祉協会地域支援部会部会長の山崎千恵美さんが、「非日常のイベントや行事よりも日常の生活を淡々と支える仕事の方が大変なんだ」というお話をされていました。利用される方々が安心して活動や生活ができるよう淡々と……。そして利用する方々の願いや夢が実現されるよう根気強く……。