blog庄司園長の部屋

家族会研修視察に同行させていただいて

先日、家族会研修視察に同行させていただき宮城県名取市にある「ROKUFARM ATALATA(ロクファーム アタラタ)」と白石市にある「白石陽光園」にお邪魔してきました。

「ROKUFARM ATALATA(ロクファーム アタラタ)」は、「サポート」でも取り上げられておりましたので、ご存じの方も沢山いらっしゃるのではないかと思いますが、宮城、山形で様々な事業を展開する企業家6人が作った六次産業化モデルファームで、農場やレストランブッフェ、蕎麦レストラン、パン工房を運営し、その中で被災した方々や障がいを持つ方々の雇用を行っております。
当日は、レストランブッフェで代表理事である渡部哲也氏にATALATAに込めた思いや障がいを持つ方々の雇用について、お話をいただいた後、みんなでおいしい食事をいただきました。午後からは、白石陽光園にお邪魔し、事務局長の太田清記氏に法人の概要等をお話ししていただいた後、高齢者と障害者が共に生活する「共生型グループホーム」を見学させていただきました。

2つの事業所に共通するキーワードは、「共生、コラボレーション」です。
当法人でも現在、14の事業を22カ所で行っていますが、既存の制度や事業では、一人ひとりの課題に対応していけないと感じることがあります。
また、社会福祉法人のあり方や障がい福祉の制度、報酬改定等が議論されておりますが、制度がいかに変わろうとも、変わらぬ支援を提供する力を事業所・法人として持っていなければならないのではないかと感じることがあります。そのキーワードが「共生、コラボレーション」でしょうか。
企業、老人福祉、医療、地域住民……、様々な方々と共生して、既存の制度では対応できない課題に対応していきたいものです。

渡部様、太田様ありがとうございました。