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展示会・イベントのお知らせ

きざしとまなざし公募展2025

きざしとまなざし公募展2025

きざしとまなざし公募展2025

障がいのある人たちをとりまく環境には、表現の「きざし」があり、その表現に寄りそう「まなざし」があります。障がいのある人たちの表現は、このような相互の関係性でかたちづくられているともいえます。この公募展をきっかけに、障がいのある人たちの表現(=「きざし」)が、それを鑑賞するみなさんの「まなざし」、そしてその先に開かれた社会の「まなざし」へと広がっていく機会になればと思います。表現の「きざし」と、それに寄りそう「まなざし」を是非ご体験ください。
日 時: 2025年10月30日(木)~11月12日(水) ※11月4日(火)休館 10:00~16:00
会 場:悠創館 展示室1.2(山形市大字上桜田366)
主 催:やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
共 催:山形県
 
山形県出身または在住の社会において何らかの障がいのある方から公募した223作品を、作品の背景を語るまなざしコメントと共に展示します。また、表現のきざしとそれに寄り添うまなざしをテーマに審査を行い、きざしとまなざし賞1点、山形県知事賞1点、審査員賞5点、入選21点を選出しました。入賞入選作品は審査員のまなざしコメントも合わせてご覧ください。

きざしとまなざし賞 「さかなのながさ」上野 流聖
山形県知事賞 「在来野菜」小林 遼平
審査員 瀬尾 夏美賞「イロイロぶんどだYO」 荒木 咲
審査員 ハルケンLLP賞「無題」阿部 千佳子
審査員 岡部信幸賞「ピーターパン剣/ルパン鉄砲」安孫子 周平
審査員 田勝信賞「見えない、敵」青山 豊
審査員 永岡大輔賞「今日の気分」椎名 剛

●審査員
・瀬尾 夏美(アーティスト)
土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。陸前高田市を拠点とした制作を経て、2015年仙台市で、土地との協働を通した記録活動を行う一般社団法人NOOKを立ち上げる。著書に「あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる」(晶文社)がある。
・ハルケンLLP/アイハラ ケンジ(アートディレクター・デザイナー)、三浦 晴子(キュレーター・フォトグラファー)
山形出身の画家・スガノサカエ(1947-2016)のマネジメントをきっかけに、2012年に結成された二人組のチーム。展覧会のキュレーションや構成・デザイン、アーティストブックの企画・制作・出版、アーティストマネジメントなど、幅広く活動を展開している。
・岡部 信幸 (学芸員・山形美術館副館長)
山形県上山市出身。1988年人文学専攻科修了。学芸員として齋藤茂吉記念館に5年間勤務の後に山形美術館へ。郷土の作家からロシアア ヴァンギャルドまで、幅広いジャンルの企画力に定評がある。
・田 勝信 (採集者・デザイナー・プリンター)
山形県を拠点にフィールドワークやプロトタイピングを取り入れた制作を行なう。近年の事例に海や山から採集した素材で「色」をつくり、現代社会に実装することを目的とした開発研究「Foraged Colors」や超特殊印刷がある。趣味はキノコの採集および同定。
・永岡 大輔(アーティスト)
1973年山形県生まれ、横浜市在住。Wimbledon School of Art修士修了、現在横浜と山形を拠点に活動している。記憶と身体との関係性を見つめ続けながら、創造の瞬間を捉える実験的なドローイングや、鉛筆の描画を早回しした映像作品を制作する。現在では、新しい建築的ドローイングのプロジェクト『球体の家』に取り組みながら、我々の日常を取り巻く様々な側面を検証し、活動を展開している。

同時開催
●やまがたのきざしとまなざし 2025
この企画展は、山形県内の障がいのある作家の表現(=「きざし」)と、それに寄りそう「まなざし」に焦点をあてて2018年度から継続し8回目になります。今回は、前年度の県内公募展の入賞作家から4名をピックアップしました。作品と共に、寄りそう人の言葉、審査員コメント、ポートレートなどを展示します。作家を取り巻く環境から、寄りそう「まなざし」を感じていただければと思います。何気ない日々のなかにワクワクするような、表現のきざしをみつけるチカラ(=まなざし)がうまれることを期待します。

表現する人×寄り添う人
01伊藤愛華さん×後藤いくさん(福祉事業所職員)
02五十嵐拓巳さん×深瀬和美さん(福祉事業所職員)
03 HIDEさん×齋藤翔太さん(アーティスト)
04斉藤諒さん×斉藤優里さん(姉)
取材協力: 社会福祉法人恵泉会 鶴岡市立愛光園、社会福祉法人山形県社会福祉事業団 多機能型事業所ふれんず、
社会福祉法人愛泉会 デイサポートさくら
主催、企画、取材:やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
企画、アートディレクション、取材(撮影)、編集、デザイン:halken LLP

●公募展入賞作品+やまがたのきざしとまなざし2025巡回展のお知らせ
米沢市民ギャラリーナセ BA(米沢市中央1-10-6):2026年1月 10日~18日

イベント
①ギャラリートーク
ゲストの審査員のまなざしコメントをお聞きしながら展示作品を鑑賞しませんか?
11月 7日(金)14:00~15:00 ゲスト:アイハラケンジさん、田 勝信さん、瀬尾夏美さん、永岡大輔さん
※後日YouTubeで配信します。詳しくは11月15日以降、やまがたアートサポートセンターら・ら・らのホームページhttps://www.y-aisenkai.com/info/lalala/をご覧ください。

②おめでとう&相談day 要予約
内 容:審査員が展示室に滞在し、入賞者には個別に賞状をお渡しします。作品についてのコメントを聞いたり、活動について相談したいことなどありましたら、この機会にお話してみませんか。(出展者の方ならどなたでも)
審査員の滞在日程
11月2日(日)11:00~12:00三浦 晴子さん、 11月7日(金)10:30~11:30瀬尾夏美さん、田勝信さん13:00~14:00
11月8日(土)13:30~14:30永岡大輔さん、11月11日(火)10:30~11:30岡部信幸さん
11月12日(水) 14:00~15:00アイハラ ケンジさん

こちらのグーグルフォームからお申込みください。

コラボレーション企画

①東北芸術工科大学総合美術コース×児童デイサービス月のひかり
作品展示「はな・とりどり」
私たちは児童デイサービス「月のひかり」にて四日間の実習を行いました。月のひかりでは、子どもたち一人一人が自分のペースで過ごしています。ワークショップを行った二日間では、子どもたちそれぞれの世界を感じることができました。この展示では、ワークショップを通して生まれたコミュニケーションや学生と子どもたちの二日間の歩みを形にしました。子どもたちの個性がいろとりどりに咲く本展にぜひ足をお運びください。

②ワークショップ「みんなで はな・とりどり」
日時:公募展会期中いつでも
対象:どなたでも参加できます(お子さんの場合は保護者同伴)
会場:悠創館展示室
内容: いろとりどりの丸い紙に、月のひかりの子どもたちが染めた花びらを選んで貼って、それそれの花を作ります。丸い紙に絵を描いたり、シールを貼ってもよいです。できたものは会場のシートに貼って、みんなで会場をはな・とりどりに飾ってくださいね。

企画:東北芸術工科大学総合美術コース3年 (坂野円花、佐藤真遥、高橋伶奈、佐原歌音)
監修 : 石沢惠理(東北芸術工科大学准教授、アートワークショップデザイナー)

関連企画展
●きざしとまなざし4県交流展(福島・新潟・宮城・山形)
福島、新潟、宮城、山形より、きざしとまなざしを感じる作品8点を招待作品として展示します。
協力:はじまりの美術館、新潟県アール・ブリュット・サポート・センターNASC、SOUP(障害者芸術活動支援セ
ンター@宮城)
日時:2025年10月30日(水)~12月6日(土) 10:00~17:00 日曜日休み
会場:ぎゃらりーら・ら・ら(山形市諏訪町一丁目2番7号)

●やまがたアートサポートセンターら・ら・ら/ぎゃらりーら・ら・らとは?
社会福祉法人愛泉会では、2011 年に「ぎゃらりーら・ら・ら」を開設、2016 年「やまがた障がい者芸術活動推
進センター」、2020 年「やまがたアートサポートセンターら・ら・ら」を設置し、障害のある人の芸術文化活
動のさらなる充実のため「相談支援」「人材育成」「ネットワークづくり」「発表機会の創出」「調査発掘・発
信」に取り組み、活動を通して、新たな価値創造の発信を続け、互いを尊重し理解しあえる包容力のある地域
社会創造を目指します。

●悠創館へのアクセス(山形市大字上桜田366)
 http://park.montedio.co.jp/yuso/access.html
【電車】JR山形駅から山交バス芸術工科大学前行きで終点下車、徒歩10分
【車】山形自動車道山形蔵王ICから約12分。東北中央自動車道山形上山ICから約13分
●お問い合わせ、お申込み先 :やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
〒990-0033山形市諏訪町一丁目2番7号
TEL/023-674-8628 FAX/023-664-2118  E-mail/g.lalala@y-aisenkai.or.jp