きざしとまなざし2022-やまがた障がい者芸術作品公募展-
きざしとまなざし2022-やまがた障がい者芸術作品公募展-
障がいのある人たちをとりまく環境には、表現の「きざし」があり、その表現に寄りそう「まなざし」があります。障がいのある人たちの表現は、このような相互の関係性でかたちづくられているともいえます。この公募展をきっかけに、障がいのある人たちの表現(=「きざし」)が、それを鑑賞するみなさんの「まなざし」、そしてその先に開かれた社会の「まなざし」へと広がっていく機会になればと思います。表現の「きざし」と、それに寄りそう「まなざし」を是非ご体験ください。
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・日 時:2022年11月3日(木・祝)~11月16日(水) 10:00~16:00
※11月7日(月)休館
・会 場:悠創館 展示室1.2(山形市大字上桜田366)
・主 催:やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
・共 催:山形県
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●やまがた障がい者芸術作品公募展
山形県出身または在住の障がいのある方から公募した作品178点を展示します。表現の「きざし」と、その表現に寄りそう「まなざし」を感じるものや、オリジナリティや、表現の可能性を感じる作品を基準に審査を行いました。その結果、山形県知事賞1点、きざしとまなざし賞については該当なし、きざしとまなざし賞ファイナリスト2点(うち審査員賞と重複1点)、審査員賞4点、入賞24点を選出いたしました。
・山形県知事 賞「おくち あ~ん!」長濱 哲哉
・きざしとまなざし賞ファイナリスト「思うこと」うし
・きざしとまなざし賞ファイナリスト/審査員 田勝信 賞「組み立て合体&組み替えパズル」遠藤 泰誠
・審査員 岡部信幸 賞「無題」堀 隼也
・審査員 瀬尾夏美 賞「ぼくのまいにち」小林 遼平
・審査員 ハルケンLLP 賞「2022.春.夏.AM」鈴木 康太
・審査員
瀬尾夏美(アーティスト)
土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。陸前高田市を拠点とした制作を経て、2015年仙台市で、土地との協働を通した記録活動を行う一般社団法人NOOKを立ち上げる。著書に「あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる」(晶文社)がある。
ハルケンLLP/アイハラケンジ(東北芸術工科大学准教授、デザイナー)、三浦晴子(キュレーター、フォトグラファー)
山形出身の画家・スガノサカエ(1947-2016)のマネジメントをきっかけに、2012年に結成された二人組のチーム。展覧会のキュレーションや構成・デザイン、アーティストブックの企画・制作・出版、アーティストマネジメントなど、幅広く活動を展開している。
岡部信幸 (山形美術館副館長)
山形県上山市出身。1988年人文学専攻科修了。学芸員として齋藤茂吉記念館に5年間勤務の後に山形美術館へ。郷土の作家からロシアア ヴァンギャルドまで、幅広いジャンルの企画力に定評がある。
吉田勝信 (グラフィックデザイナー)
1987年東京都新宿区生まれ。幼少期は奄美大島で育つ。2006年東北芸術工科大学美術史・文化財保存修復学科に入学、在学中より市場ではじかれる野菜を流通させる八百屋を企画運営、その延長で飲食店を開店し、中退。現在は山形県を拠点にデザイン業を営む。
・公募展関連イベント「おめでとう&相談day」 要予約
内 容:審査員が展示室に滞在し、入賞者には個別に賞状をお渡しします。作品についてのコメントを聞いたり、活動について相談したいことなどありましたら、この機会にお話してみませんか。
審査員の滞在日程
11月5日(土)13:00~15:00 三浦 晴子さん、11月6日(日)10:00~12:00 岡部 信幸さん
11月10日(木)10:00~12:00 瀬尾 夏美さん、11月12日(土) 13:00~15:00 アイハラ ケンジさん
11月15日(火)13:00~15:00 田 勝信さん
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●山形・福島・新潟 障がい者芸術交流事業
福島、新潟より、きざしとまなざしを感じる作品4点を招待作品として展示します。
協力:はじまりの美術館、新潟県アール・ブリュット・サポート・センターNASC
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●山形ビエンナーレ2022まちのおくゆきプロジェクトによるダンスパフォーマンス「さわる/ふれる 〜ここにいない人と踊るためのエチュード〜」公演までのドキュメント映像を上映します。
2022年6月から8月にかけておこなわれた、砂連尾理(ダンサー/振付家)による市民参加型ダンス・ワークショップの記録映像。
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●東北芸術工科大学総合美術コース3年生とのコラボレーション企画
➀ワークショップ「つながるあそび場」
日時:公募展会期中いつでも
対象:どなたでも参加できます(お子さんの場合は保護者同伴)
会場:悠創館展示室
内容:「つながるあそび場」では、「みんなの“きざしとまなざし”」「ゆらゆらレイン」の2つのワークショップを開催します。「みんなの”きざしとまなざし”」は、来場者だれでも参加できる、ペンや色鉛筆、シールで新しいポスターを創るワークショップです。展覧会を観て、どのような気持ちになったのかを色や形に置き換えて表してみましょう。そして、「ゆらゆらレイン」のコーナーでは、スズランテープや綿毛、毛糸などの様々な素材が吊り下がっています。それらを自由に編んだり裂いたり…空間の変化も楽しみながら、みんなで遊んでみませんか?
➁展示「にじいろのひみツキち」
児童デイサービス月のひかりに学生が6日間訪問して、一緒に遊んだり悩んだりしながら制作した作品を展示します。タイトル「にじいろのひみツキち」は、月のひかりさんの月の光の優しさと月の満ち欠けの変化と表情が、子供たちの特徴、個性を表しているという由来から、アイデアを得ました。作品を組み合わせ、月のひかりの多様で元気な子供たちのカラフルさを象徴するような空間を作ります。
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関連企画展
きざしとまなざし2022 企画展「さわる/ふれる 〜共振するからだ〜」
山形ビエンナーレ2022のプロジェクト「まちのおくゆき」から、砂連尾理(ダンサー/振付家)による市民参加型ワークショップ、山形県米沢市の福祉事業所訪問によるアウトリーチ型ワークショップを取り上げました。「さわる/ふれる」身体をとおして育まれたドキュメントを、言葉と写真で紹介します。
・日時:2022年9月3日~11月16日 10:00~17:00
・会場:ぎゃらりーら・ら・ら(山形市諏訪町一丁目2番7号)
※QRコードによる音声ガイドあり
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公募展入賞作品+きざしとまなざし2022 企画展「さわる/ふれる 〜共振するからだ〜」巡回展のお知らせ
鶴岡アートフォーラム(鶴岡市馬場町13-3):2022年9月16日~25日(終了しました)
米沢市民ギャラリーナセBA(米沢市中央1-10-6):2023年1月8日~15日
○悠創館へのアクセス(山形市大字上桜田366)
http://park.montedio.co.jp/yuso/access.html
【電車】JR山形駅から山交バス芸術工科大学前行きで終点下車、徒歩10分
【車】山形自動車道山形蔵王ICから約12分。東北中央自動車道山形上山ICから約13分
※新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ご来場の際は①マスクの着用、②入り口にて検温と消毒、③感染が発生した場合の対策として連絡先の記入にご協力をお願いいたします。新型コロナウィルスの影響で、イベントが変更・中止になる場合がございます。
○お問い合わせ、お申込み先 :
やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
〒990-0033山形市諏訪町一丁目2番7号
TEL/023-674-8628 FAX/023-664-2118 E-mail/g.lalala@y-aisenkai.or.