みっつの『わっ!』展 4月16日の様子
2020.05.08
ギャラリーが平日開館中の4月16日の様子です。
せっかくの体験型の空間。
愛泉会の児童デイサービス月のひかりを利用している子供たちに、少人数ずつで遊んでもらっています。
紙プールでかくれんぼしたり、紙を降らせたり。段ボールや窓にも絵がたくさん増えました。
2020.05.08
ギャラリーが平日開館中の4月16日の様子です。
せっかくの体験型の空間。
愛泉会の児童デイサービス月のひかりを利用している子供たちに、少人数ずつで遊んでもらっています。
紙プールでかくれんぼしたり、紙を降らせたり。段ボールや窓にも絵がたくさん増えました。
2020.04.23
ぎゃらりーら・ら・らで開催しておりました、愛泉会作品展「わくわく・ひょうげんの泉」のオープニング企画展「天花・にじいろ・ちとせんぼのみっつの『わっ!』展」は、新型コロナウイルス対策の「緊急事態宣言」が全国に拡大したことを受け、4月22日(水)~5月10日(日)まで、閉館とさせていただいております。それにともない、5月24日(日)まで会期を延長します。
来ていただくことができない状況ですが、写真で展示会の様子を発信いたします。
全景
表現活動に力を入れている愛泉会3つの事業所(天花、ちとせんぼ、にじいろ)の驚き・感動・発見としての「わっ!」×3!。
ひょうげんの泉あふれる体験型の楽しい空間になっております。それぞれの作品の展示と共に、3事業所の共同作品として段ボールや紙、布をリサイクルして、新しい価値を見出すことも裏のテーマになっています。
3事業所が合同でワークショップを行い段ボールに描いたり、雑誌の切り抜きを貼りました。
段ボールタワー
愛泉会では、紙のリサイクルに取り組んでいます。3事業所でシュレッダーしたり、ちぎったりした紙を集めてプールにしました。
紙プール
驚き・感動・発見など、いろんな「わっ!」を身体で表現した映像を流しています。
「わっ!」を身体で表現!!
右から、ちとせんぼ、天花、にじいろで制作しました。大きな布(シーツをリサイクル)にみんなで色を染めました。
大きな布に色を染めよう
展示もみんなで行いました。描いたみなさんに好きなところに自分で貼ってもらいました。
にじいろ
トメ子さんの紙ちぎり、お花紙丸め玉
ちとせんぼ
ちとせんぼ立体物コーナー
天花
2020.04.01
継続して表現を深める場「アトリエら・ら・ら」の3回目を3月28日に開催しました。
テーマは「いろんな線を描こう」。色鉛筆で直線、曲線などいろんな線を描き、線と線の間の色を好きな色で染めました。
それぞれ強い線、やさしい線、色の染め方も水玉模様だったり斜線だったりでいろいろです。
出来上がった作品は各自の持ち味が活かされた表現になっていました。
その後、自由に好きなものを描き、最後に発表してみんなで鑑賞しました。
2020.03.27
2月10日~3月22日にぎゃらりーら・ら・らにて開催しました、宮城山形交流事業「みやぎ・やまがた ニューカマー」展につきましては、宮城県5名、山形県6名の作品を展示し、会期中は221名のかたにご来場いただきました。宮城県、福島県、東京都からなど他県からもご来場いただき、交流や情報交換が行われ、視野が広がる機会になりました。
ご来場いただきましたみなさま、出展していただきました作家や関係者のみなさま、ありがとうございました。
2020.02.29
継続して表現を深める場「アトリエら・ら・ら」の2回目を2月29日に開催しました。
まずはぎゃらりーら・ら・らで開催中の「みやぎ・やまがたニューカマー」展をみんなで鑑賞しました。多様な素材や表現を観て、それぞれの制作に活かしてみたいという声が上がっていました。
今日のテーマは「色を楽しむ」ということで、オイルパステルで画面を塗りつぶし、いろんな色を重ねていきました。
付き添いのご家族も一緒に手を動かし、みんなで制作する楽しみを共有しました。
そのあとは、それぞれに好きな絵を描いて、最後に発表してもらいました。
2020.01.25
ぎゃらりーら・ら・らにて、継続して表現を深める場「アトリエら・ら・ら」1月25日に1回目を開催しました。
水性ペン、水彩色鉛筆、クレヨン、アクリル絵の具などの様々な画材を体験してもらい、丸や線を描きました。
いろんな画材を体験してみたり、自分の制作に没頭したり。参加者同士でよい影響受け合って、みなさん、表現が溢れでています。
思いのほか素敵な作品ができたので、2週間くらい、ぎゃらりーらららに展示しました。2月、3月も最終土曜日に開催します。
2019.06.18
2019年5月1日(水)~5月26日(日)に開催されました、愛泉会事業所合同作品展「ひょうげんの泉」展示と、5月11日(土)に行われたワークショップの様子です。
2019.06.18
2019年4月8日(月)~4月27日(土)に開催されました、月のひかり作品展「月が出た出た月が出た!!(よいよい♪)」の展示の様子です。
2019.05.28
次の展示の準備中につき、~6月2日(日)まで休館とさせていただいております。ご迷惑おかけしておりますが、よろしくお願いいたします。
2019.03.19
ぎゃらりーら・ら・らにおいて開催中の「肩の力を抜いて自分らしく生きて行けばいいんだよ」展のギャラリートークを3月16日(土)に開催しました。
宮城県からは出展作家の松浦繁さん、山形県からは長井市でアートプロジェクトを行う佐藤敬子さんをお招きして、「自分らしく生きていくためには?」をテーマにお話をお聞きしました。
山形県、宮城県から、アーティストや、福祉施設利用者や職員など12名が参加しました。
佐藤敬子さんより、出展作家の1人である秋葉庄平さんの制作の様子や展示会の様子、それを通しての変化や効果などをお聞きしました。「視覚、聴覚、言語障害があった秋葉さんは、ほとんど目が見えない状態でしたが、粘土を使い、ご自分で考えたユニークな鬼や、もののけを毎日たくさん制作しました。入所施設で生活する秋葉さんが、県内外で展示会や販売会を行い認められることで、社会との繋がりを持つことができる効果があったと思います。」
また、佐藤さんが関わっている入所施設での表現活動を通して表現活動の必要性や課題をお聞きしました。「日々の生活の中で、利用者さんが自分で選択をすることが少ない表現活動の時間は、色や形など自分で自由に決めることができ、その時間があることがその人らしく生きていくために必要なことでは。課題としては、福祉事業所によっては、表現活動の時間が減ってきている、まだまだ表現したいかたはたくさんいます。」と佐藤さん。
佐藤さんのお話をお聞きして、推進センターでも連携して、山形県内各地で表現できる場が増えていくように活動していきたいと思いました。
続いて、出展作家のもう一人、木彫作家の松浦繁さんとお母さんの由美子さんからお話をお聞きしました。
松浦さんは19歳で脳内出血を煩い、当時医師には「寝たきりになる」と言われましたが、辛いリハビリを頑張って続けられ、立ち歩行できるまでになりました。それまで自動車整備士をされていましたが、退職することになり、
入院中のリハビリで木彫に出会い、一時退院したときに「これから、何がしたい?」とお母さんが聞いたところ「木彫がしてみたい」と。身体に後遺症が残りながらも受け入れてくれるアトリエを探し、やっと出会ったのが仙台市内の「アトリエ創」の翁先生。それから約20年、左手のみで、10ヶ月に1作品のペースで作品制作を続けています。
「体が自由に動かなくならなければ、木彫はしていなかった。全く違う人生を送っていたと思う。でも体が動かなくなったおかげで作品がたくさん生まれた。」と松浦繁さん。デッサンをたくさん描いて、作りたい作品の方向性が決まったら先生に伝え、先生が木を調達してくれます。その木と出会ってから最終的な形をイメージしていきます。
うまくいかないこともたくさん経験されていると思いますが、受け入れる力と、前向きに自分で行動してそれを活かしていることが、作品制作と松浦さんの生きる姿勢とが重ね合うと思いました。
続いてみなさんで作品を一つひとつ鑑賞していき、モチーフやエピソードなどお聞きしました。「どうしてもポキンと折れてしまったり、開けるつもりがない穴が開いたりしてしまうことが多いんです。でもそれを失敗にしないで、受け入れて続けていくと穴やポキンを活かすことができて「なんかいいんじゃない?」という作品になっていきました。松浦さんは平成29年度宮城県芸術選奨新人賞を受賞という評価も受けて、20年以上続けてこられた努力が実を結んできています。
最後に、みなさんにとっての「自分らしく生きる」こととは?自分らしさを込めれるモノや事をご紹介ください、ということで、参加者のみなさんの作品をみんなで観る会を行いました。描いた絵や陶器やフェルト小物、や写真の作品をそれぞれ発表してくださいました。作品を発表する展示会の実行委員をすることに力を入れているかたは、ファイルした写真やチラシを見せてくれました。個人的に作品制作しているかたが参加者に多く、他の人の作品を観ることで刺激になると、終了後も情報交換のお話が尽きないようでした。
松浦繁さんについて日本財団のHP
https://www.diversity-in-the-arts.jp/stories/11656
文責:ぎゃらりーら・ら・ら武田和恵
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