訪問レポート③「月のひかり」就労体験について
8/16(水)、児童デイサービス月のひかりで就労体験を行いました。
月のひかりでは、夏休み等の長期休暇を利用し普段とは異なる活動を実施することで、利用児童に様々なことを体験してもらえるような機会と場を設けております。この就労体験もその1つであり、学校卒業後の将来にもつなげていくことができるような体験として実施いたしました。
今回の体験先はエコファームもとさわ、当日は小学生から高校生まで計6名の児童が参加しました。エコファームもとさわは就労継続支援A型事業所で薪の製造・販売を行っており、今回の体験では、薪を1つの束にする結束の作業を行いました。
作業を始める前に、ここにあるものはおもちゃではなく“売り物”であること、大切に扱ってほしいことをお伝えして体験がスタートしました。
この作業は複数の薪をバンドにとおし束にしますが、少なすぎるとゆるくて束にならず、逆に多すぎると入りきらないという、簡単な作業に見えてとても複雑な作業で児童も試行錯誤しながら取り組んでいました。
小学生の児童は職員と一緒に木のトンカチを使って一生懸命に作業に取り組まれていました。
中学生、高校生は職員の説明後、1人で作業に取り組まれており何回か作業を行っているうちにコツをつかみ、1人で黙々と取り組んでいる姿も見られました。
できあがった品物を見て、「いっぱい!」と嬉しそうな表情を浮かべている児童もいました。ご家族からも、このような体験ができてよかった等といった感想をいただきました。
小学生の時から就労体験に参加できる機会はなかなか多くないかと思いますが、今回の体験のように1人ひとりの得意なことや好きなことを見つけながら、将来を見据えていく機会は大切なことかと思います。
今後も様々な体験の機会を設け、充実した活動を実施できるように、取り組んでまいりたいと思います。
創造企画部㋡