11/24(金)、第3回新任職員研修を開催いたしました。
前回の研修に続き、アセスメントについて学んでいただくことを目的とし、講話とグループワークの2部構成で研修を行いました。
講話では、医学モデル、社会モデルについての説明を聞いていただき、それらを踏まえながらどのような点に留意しアセスメントを行う必要があるのかを学んでいただきました。
グループワークでは、これまでの業務を振り返っていただきながら、同期等で意見交換をしてもらいました。
今年度の新任職員研修も残り2回となりました。次年度に向けて、さらに職員1人ひとりが学び、成長できる職場となるように、研修内容を検討してまいりたいと思います。
愛泉会では各事業所にICT推進担当者を設け、今般の少子高齢化による労働人口減少への対応や、生産性(量・質)の向上により、より利用者支援の充実及び職員のライフワークバランスの充実を目指し、活動を行っております。
既存の業務フローの中でデジタル技術を導入する意義や、デジタル技術を用いることで、法人が所有する情報の共有や活用によって顧客、職員、法人がどのようなメリットがあるか等の見分を広げるべく、この度12月15日に株式会社メコムのDXセンターを見学し、顧客満足度向上や職員満足度向上に有効なソリューションや日々の業務フローの中でデジタル化を行うことで生産性向上につながる可能性のあるソリューション等をご紹介いただきました。
見学会には、各事業所のICT推進担当者等が出席いたしましたが、参加した職員からは“とても勉強になった”“こういうシステムが導入されたら、業務も効率化されサービスの質向上にもつながっていくと思った”といった感想が寄せられました。
今後もICT推進に関する諸研修や会議等を行いながら、より利用者支援の充実及び職員のライフワークバランスの充実を目指してまいりたいと思います。
総務課 田中
愛泉会では、令和4年からサービスの質の確保と向上を目指し、法人独自の方法でサービス評価を実施することといたしました。令和4年度はグループホームを中心に、令和5年度からは全事業所を対象とし、「地域密着型サービス」で実施している「運営推進会議」のような形で委員の方からご意見、ご提言をいただき、サービス評価を実施しております。
10/27(金)デイサポートさくらにて、3名の委員の方に事業所へお越しいただき、事業所サービス第三者評価委員会を開催いたしました。会議では、事業所の概要と活動内容、今年度の苦情・事故の報告を行い、ご意見をいただきました。委員の方より利用者支援に関すること、また事業所の運営に関することについて、ご意見、ご提案をちょうだいすることができました。事業所で共有し今後のサービスの質の向上に努めて参ります。
当日は、よりデイサポートさくらの雰囲気や活動の様子を知っていただくために、この委員会にあわせて芋煮会も開催いたしました。委員の皆様にもご参加いただき、食事をとりながら利用者や職員への聞き取りを行っていただきました。
今後も、サービスの質の確保と向上を目指し、事業所サービス第三者評価委員会の開催をはじめとし様々な取り組みを行ってまいりたいと思います。
創造企画部 ㋡
10/9(月)、インクルーシブプレイスコパルにて開催されたスポーツマルシェに、デイサポートたんぽぽ工房が出店いたしました。
この出店が「tampopomom」の初お披露目となり、新ブランドのロゴ看板、商品が店頭に並びました。また、当日は利用者も店頭に立ち、たんぽぽ工房一丸となって商品販売をいたしました。新ブランドの初販売ということもあり、利用者のご家族や関係者の方等、たくさんの方にお越しいただき、またご購入いただきました。
そして、11/22(水)、23(木)はNGATEにてtampopomomの販売・展示会を行いました。その様子につきましては、次回、第3弾でご紹介させていただきます!
創造企画部 ㋡
11月9日(木)に管理職等対象研修を開催いたしました。
この研修は、管理職やサービス管理責任者等を対象に税理士法人あさひ会計代表社員会長の柴田氏を講師として、管理職として必要な組織運営と人材育成のあり方を学ぶことを目的に開催いたしました。
当日は約2時間という限られた時間の中ではありましたが、講話をとおしてどのように組織を運営し人材を育成していくべきかといったことを学ぶことができました。
今回の研修では管理職等を対象に開催いたしましたが、当法人には他にもリーダー職といった階層がありますので、階層で分けた研修を実施する等して、より1人ひとりの研修ニーズに応え、学びの多いものとなるような研修体制を今後も検討してまいりたいと思います。
お忙しいところ講師としてお話しいただきました税理士法人あさひ会計代表社員会長柴田氏には、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
デイサポートたんぽぽ工房から、新ブランド「tampopomom」が完成いたしました!
この「tampopomom」は、「工業・福祉・デザイン連携プロジェクト-こうふくで山形-」に参加したことをきっかけに完成したブランドになります。このプロジェクトは、アーテイストやデザイナーといった人材と福祉の現場が、互いの専門性を活かし協力関係を構築しながら、新しい可能性を見出すことを目的として、勉強会等を開催しているプロジェクトになります。3年程前にたんぽぽ工房職員がこのプロジェクトの勉強会に参加した際に、やまがたアートサポートセンターら・ら・らの紹介でデザイン事務所peijiさんと出会ったことがきっかけで、この新しい取り組みを始めることとなりました。
このプロジェクトに参加する前からたんぽぽ工房では、利用者が作ったものを商品として販売しておりました。しかし、商品の見せ方や売り方等が一定化しており、職員の中でも、長年行ってきた方法だけでなく、何か工夫を施していくことが必要ではないかという意識が生まれていました。そんな時に、このプロジェクトに参加したことでデザイン事務所と出会い、新たな取り組みを始めるべく動きだすこととなりました。
デザイン事務所peijiさんをお呼びし研修会をしたり、打ち合わせを行ったりすることで商品づくりのブランディングをしていきました。また、やまがたアートサポートら・ら・らの武田さんに入ってもらい、たんぽぽ工房のコンセプトを見直すためのワークショップも行いました。それまでは、「働く個性、つながり」というのをコンセプトにしておりましたが、今のたんぽぽ工房の利用者や雰囲気により合ったものにする必要があるとの意見があがり、職員等で話し合った結果、「私らしく夢中になれる楽しいあたたかい場所」という新コンセプトができあがりました。次に、たんぽぽ工房の現商品として取り扱っているものをブラッシュアップするための話し合いを行い、「コースター」「缶バッチ」「エコバック」をブランド商品として打ち出すこととなりました。商品の展示方法等もpeijiさんよりアドバイスをもらいながら、「tampopomom」という新ブランドロコも作りました。
このブランドロゴは、ある利用者がよく描いている絵からヒントを得てできあがりました。その絵は本人が描く絵や作品に度々登場しており、職員が本人に尋ねたところ「たんぽぽもん」とお答えがありました。職員はそれがたんぽぽ工房のことではないか、そして、この「たんぽぽもん」という言葉をブランドのロゴにしてはどうかと考えました。
ブランドロゴを作るために、ひらがな、カタカナ、英語、ゴシック体、明朝体等、字体も含めて様々検討しながら、利用者にロゴの字を作ってもらいたいと考え、英語で「tanpopomon」という字をお見せし、利用者に書いていただいたところある利用者が「tampopomom」と書かれました。利用者、職員等で話し合い、この「tampopomom」を新ブランドロゴにするということで決定いたしました。
10/9、シェルターインクルーシブプレイスコパルの「スポーツマルシェ」に出店し、「tampopomom」の初お披露目を終えましたが、今後は販売先の拡大とこのブランドを広めていくことを目標とし、取り組みを続けていく予定です(10/9の初出店については、次回、第2弾としてご紹介いたします)。引き続き、地域の中で活動し働きながら、社会とのつながりを大切にする事業所を目指し取り組みを行ってまいりたいと思います。
創造企画部 ㋡