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展示会・イベントのお知らせ

みんなが喜ぶ「Good Job ! をつくるには?」展のご案内

みんなが喜ぶ「Good Job ! をつくるには?」展のご案内

チラシPDFはこちら おもて うら

この度、ぎゃらりーら・ら・らでは、2025年3月に開催した工業福祉デザイン連携研修会「みんなが喜ぶGood Job!をつくるには?」※1の関連展示を行います。障害のある人と社会に新しい仕事を創ることを目指して活動するGood Job!センター香芝※2(奈良市)と、山形県内の企業、デザイナー、福祉事業所による、障害のある人たちの創造性をいかした仕事づくりや、異分野とのコラボレーションによる商品開発による事例を、商品や作品と共にご紹介します。障がいのある人の可能性を拡げ、社会参加と活躍の機会を増やしていくことを目的とします。

※1「みんなが喜ぶGood Job ! をつくるには?」について
令和3年~4年にかけて山形県が実施した工福連携事業(こうふくで山形)では、工業・福祉・デザイン等のネットワークを築きましたが、生まれた商品や取り組みをどう社会に届けられるかはまだ途上にあります。そこで、2025年3月に「みんなが喜ぶGood Job!をつくるには?」という研修会を実施し、異分野とのコラボレーションによる商品開発やプロジェクト運営について先進事例を学び、県内のバイヤーからも意見をいただきながら、「つくる・うる・つかう」みんなが喜ぶGood Job! のつくり方を考えました。

※2 Good Job!センター香芝
「アート」と「ケア」の視点からさまざまな事業を実施しているたんぽぽの家(奈良市)が、障害のある人たちの創造性をいかした仕事づくり・ものづくりの拠点を構想し、2016 年に奈良県香芝市にオープン。異分野とのコラボレーションによる商品開発やプロジェクト運営を行っている。

●展覧会概要
事業名:「みんなが喜ぶGood Job!をつくるには?」展
主催:やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
会期:2025年3月14日(金)~5月2日(金) 10:00~17:00 無休
会場:ぎゃらりーら・ら・ら (山形県山形市諏訪町1丁目2-7)

●展示内容
障害のある人たちの創造性をいかした仕事づくりや、異分野とのコラボレーションによる商品開発による事例の紹介
Good Job!センター香芝(奈良市)
「鹿コロコロ」
中川政七商店の創業300 年という節目の年に「今から100年後に残る郷土玩具」をめざして誕生した「鹿コロコロ」。今では少なくなった張子職人に代わり、3D プリンターなどのデジタル工作機械を使いながら障がいのある人たちの手で一つひとつ丁寧につくられています。

「中村真由美 ハリポテコレクション」

中村真由美さんの、動物をモチーフにしたオリジナル張り子作品「ハリポテ」。張り子の「はり」と「ぽてぽて」とした可愛いかたちから「ハリポテ」という愛称で親しまれています。

 
(撮影:衣笠名津美)

「コッパン人形」
Good Job!センター香芝と玩具工芸舎の協業から生まれた、世界でひとつの玩具プロダクト〈Fukushi toys〉。世界文化遺産である春日大社境内の杉の端材にハンコを組み合わせて顔をつくっていることからコッパン人形と名付けられました。

 

「E is for Elephant 黒野大基の象」

Good Job!センター香芝のメンバー黒野さんは、日々独特なフォルムの象の絵を描き続けています。個性的な描線、象という限定された被写体を描き分ける熱意に惹かれた誠光社さんからオファーいただき、一冊の作品集が刊行されました。

 

②山形の3つの事例
「KAKEHASHI BOX」 高橋型精× わたしの会社段ボール箱にイラストをデザインしたパッケージの展開
「tampopomom」 デザイン事務所ペイジ× たんぽぽ工房
たんぽぽ工房メンバーの個性を活かしたオリジナルブランドの開発
「TOALL×UNiiKA」 宮城 妙(humming DESIGN)
ユニークな表現活動の一端から生まれたグッズを発信し、人と人をつなげるラボラトリーの実践

➂関連商品の展示販売
展示会場にて、Good Job!センター香芝、山形の3事例の商品の展示販売を行います。
期間:3月15日(土)~3月20日(木・祝)  10:00~17:00

(2024年3月展示販売の様子)