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ぎゃらりーら・ら・ら スタッフブログ

第一回まなび舎ららら「表現を伝えるために大切にすること」

まなび舎ら・ら・らは、福祉事業所での表現活動を始めたり、活動の充実を図るため、福祉と芸術文化の分野との協働を深め、互いの事を知ったり学ぶ機会を作り、県内各地で実践する人を増やしていくための実践研修です。2022年度は3回シリーズで行います。

11月9日(水) ぎゃらりーら・ら・らを会場に、第一回まなび舎ららら「表現を伝えるために大切にすること」 を開催しました。アーティストの瀬尾夏美さんをファシリテータに招き、ワークショップ形式で、参加者が客観性や表現力を使い実践しました。参加者は、福祉事業所の職員や支援学校教員、アーティスト等17名。

参加者のみなさんより作品やこれって作品?というものを持ち寄っていただき、ペアになって作家のことや作品制作の背景を聞き取りし合い、対話から改めて言葉にして、作品を紹介するキャプションを書いてみました。

最後に作品展示をしてみて、キャプションとともに作品鑑賞しながら作品や背景について対話の場を作りました。

●参加者の感想

作品に対して、作者の思いや考えを具体的に説明することで、より深い作品になることを理解し、私自身も作者に耳を傾けようと思いました。

対話から生まれた気づきがたくさんありました。利用者さんたちの魅力を伝えることが今まで以上に楽しみになりました。

相手を受け入れるというスタンスが、次の活動に広がっている素敵な取り組みでした。

作者との対話やコミュニケーションを丁寧に重ねていくことで、紹介コメントを上手く書けるようになることに限らず、その制作者との普段の信頼関係を築く上でもとても効果的なのではないかと思いました。