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ぎゃらりーら・ら・ら スタッフブログ

【令和5年度報告】「フレッシュ!!!!!やまがたのくだもの展/つながる・ひろがる展」

山形市のぎゃらりーら・ら・らでは2024年3月1日~4月28日に「フレッシュ!!!!!やまがたのくだもの展/つながる・ひろがる展」開催しました。

『ラッピングバスのデザインになる!やまがたのくだもの絵画コンクール』応募作品約190点の展示を行い、たくさんのくだものの絵で、いろんな色や形が飛び交う楽しい空間になりました。

期間中には、127名のお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。

 

また、山形市と仙台市等の福祉事業所やクリエイターとの取り組みから生まれた商品の展示販売を3月21日(水祝)~24日(日)を行いました。

こちらも毎年楽しみにしてくれているお客様や、商品開発の参考にしたい福祉事業所の方などにお越しいただきました。視野が広がるような情報交換の場になりました。
出店団体:山形/わたしの会社、デイサポートたんぽぽ工房
宮城/アートインクルージョン、多夢多夢舎中山工 房、わらしべ舎羽黒台工房

ぎゃらりーら・ら・ら企画展「フレッシュ!!!!!やまがたのくだもの/つながる・ひろがる展」

 

 

【令和5年度事業報告➁】まなび舎ら・ら・ら×こうふくでミーティングvol.5 コラボ企画「知財について学び合う勉強会」

令和5年9/12(木)、山形県工業技術センター講堂にて、一般財団法人たんぽぽの家の後安美紀様を講師にお呼びし、絵画を二次使用する取組み等において、権利を守りながら表現を社会に広げていくために、知的財産権について学び合う勉強会を開催いたしました。
「“知財ファースト主義”でいきましょう!」と題し、2時間ご講演いただきました。講演では、たんぽぽの家の取り組みをご紹介いただいた後、知的財産権について事例を用いながらお話しをいただきました。

その後、研修参加者を6名で1つのグループにつくり知財学習カードゲームを行いました。

カードがつながる=アートがつながるということ!どんどんカードをつなげて情報を発信していく!!という簡単そうなゲームですが、トラブルカードがありそのカードから作品を守らなくてはいけないので、なかなか勝利できなくて、みなさん熱中していました。


参加者からは、「ゲームを日常生活に置き換えたときの情報発信とその保護を両立していくことの大切さと難しさを改めて感じた」、「戦うのではなく、まわりの状況を見たりしながらチームで協力するゲームなので、いろんな分野の方がたが連携するきっかけづくりになると思った」といったコメントをいただきました。

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R5.9.12まなび舎ら・ら・ら×こうふくでミーティングvol.5 コラボ企画「知財について学び合う勉強会」[参加者15名]
講師:後安美紀さん(一般財団法人たんぽぽの家スタッフ)
主催:やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
共催:山形県健康福祉部障がい福祉課 障がい者活躍・賃金向上推進室、
山形県産業労働部産業技術イノベーション課、山形県工業技術センター

写真提供:山形県工業技術センター

【令和5年度事業報告➀】「白鳥建二さんとアートを見にいくワークショップ」

映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」&「わくわくひょうげんの泉展」関連企画、「白鳥建二さんとアートを見にいくワークショップ」をぎゃらりーらららにて開催いたしました。

最初に白鳥さんからこのワークショップについて、“作品に関することなら何を話しても大丈夫!” “(作品について)話したくなったら話してもらう” ということ等説明がありました。また、この鑑賞会では参加者が交代で白鳥さんの手引きをすることとなりました。

最初は白鳥さんが選ばれた作品を鑑賞。早速、参加者から「山みたい」「髪が広がって豊かで力強い」等、作品に関する感想が聞こえてきました。


30分程経ったところで、次の作品に移動することになり、鑑賞する作品は参加者が決めることになりました。
2つ目の作品は、標識がたくさんかかれているもので1つのラミネートにまとめてある作品。「車に乗る人なのかな?」「ラミネートのつやつや感が看板っぽい」


3つ目は、ひまわりがたくさん描かれている作品。「穴があいてもおかしくないくらい描かれている」「夏の力強さを色から感じる」


4つ目は、大きな紙にさまざまな色や文字がいっぱいに描かれている作品。「色の重なりがなんか心地良い」「色の塗り方が右左右左になってる」
参加者それぞれから見える作品の感想が自由に聞こえてくる空間と時間が続き、会話は途切れることなく、白鳥さんは皆さんのそのお話しに「うんうん!」と耳を傾けていらっしゃいました。約1時間半、1つ1つの作品をゆっくり時間をかけながら鑑賞し会が終了しました。


鑑賞会後の振り返りでは参加者から、「会っていないのにこの人(作者)を知っている感じがする」「絵で描いたりすることで、形にできないものが形になっていてすごく伝わる」といった感想が寄せられました。白鳥さんからは、「見てるところが(みんな)違う、最初から違ったりする。一致しなくてもいいところがたのしいところ、人それぞれだから楽しい」とお話しがありました。その言葉のとおり今回のワークショップでは参加者皆さんが、それぞれの視点、想いで自由に会話をしたことで、自分では気づかない作品のおもしろさや魅力をさらに知ることのできる時間になっていたかと思います。