2015.01.28
新しく展示されている作品の紹介~ぎゃらりーららら~
現在ぎゃらりーら・ら・らにて常設展示しております作品の中で、新しく展示されている作品を紹介いたします。
山形市にあります「社会福祉法人ほのぼの会 わたしの会社」で制作活動をおこなっております山口 小夜子(やまぐちさよこ)さん、遠藤 綾(えんどうあや)さん、山田 幸恵(やまだゆきえ)さん、また、県内2ケ所の福祉施設に通って、「詩」の作成などをしている後藤 雅樹(ごとうまさき)さんです。
●山口 小夜子(やまぐちさよこ)さん
仲間からは「画伯」と呼ばれています。彼女の作品は、彼女にしか描けない絵になり迷いなく描く線は、彼女の線へとなっていきます。毎日が楽しみで、色々なことに胸を躍らせています。次はどんな絵に仕上がるのか楽しみです。
●遠藤 綾(えんどうあや)さん
凝り性な彼女は、歌詞カードをノートに写したり、さまざまな仕事を休むことなく続けています。その中でもプリンセスはずーっと描きつづけてきたモチーフです。常に何十枚かの描きかけの絵を机の脇に置いて作業しています。
●山田 幸恵(やまだゆきえ)さん
図書館から選んだ本をじっくり、見ては鉛筆で描き、黒ペンを重ね鉛筆の跡を消しゴムでけしてゆきます。色付けは丁寧に色鉛筆でおこない、画面一枚に大小さまざまでカラフルな動物たちが出来上がります。その集中力と、観察力に脱帽です。
●後藤 雅樹(ごとうまさき)さん
平日は2ケ所の福祉施設に通って、囲碁を習ったりパソコンで「詩」の作成などをしています。また、学校に通い、勉強にも励んでいます。脳性小児麻痺で上下肢に麻痺がありますが、電動車イスを使用して色々な所に外出しています。トーキングエンドや文字盤により援助なしでコミュニケーションが可能で会話を楽しんでいます。今回展示されている「詩」は趣味の一つとして作成していますが、外出先で感じた事、普段から思っている事などを表現しています。
上記で今回紹介させていただいた作品の他にも、社会福祉法人愛泉会を利用されてる方々の中より生み出された作品の展示をはじめ、県内で制作活動されてるさまざまなジャンルの団体・個人の作品を展示しております。
ぜひお越しになってご覧下さい。