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ネットワーク会議「障害のある人が表現活動をすることの意味~山形のこれからを考えよう」

3月1日(金)18:30~20:30、やまがた障がい者芸術活動推進センターぎゃらりーら・ら・らにおいて、ネットワーク会議「障害のある人が表現活動をすることの意味~山形のこれからを考えよう」を行いました。この事業は、平成30年度 障害者芸術文化活動普及支援事業として、社会福祉法人グロー(滋賀県)が主催として行われました。

山形県内において、障がいのある人の芸術活動支援に携わっている方がたをおよびし、取り組まれている活動の実情や今後の展望について実践報告や意見交換という場を通して共有することで、ネットワークの構築を図ることを目的としました。参加者は、福祉施設職員、アートプロジェクト実施者、アーティスト、大学教員、デザイナーなどです。

まずは、栃木県から梶原紀子さん(認定NPO法人もうひとつの美術館館長)、滋賀県から齋藤誠一さん(社会福祉法人グロー)より、各県内で実施している普及支援事業についてお話いただきました。

つぎに、山形県内の活動者の実践報告として、天童アートロードプロジェクト樋口健介さん、ながいアートプロジェクトまちめぐり美術館佐藤敬子さん、ぎゃらりーら・ら・ら武田和恵より、各団体の組みを発表し、あらためて山形県内で行われている活動や課題を共有しました。

 

 

その後、山形県内の障がい者芸術活動についての意見交換が行われました。出てきた課題について、県外の先進的に取り組まれた事例などもお話いただき参考にさせていただきました。

取り組む団体同士が交流したり学んだりする場が必要ではないか、大学など他機関との連携、県内の調査を行いネットワークづくりや作家の発掘に活かしていくべき、などの意見が出ました。

今後も県内のネットワークを大切に育み、なるべく多様な人たちが連携し、山形県内の障害のある人の芸術活動を盛りあげて行きたいと思います。

文責:ぎゃらりーら・ら・ら武田和恵

写真:三浦晴子